「良くなりたい」と思っているのに続かない
PDitに来られる皆さんは、とても前向きです。
- 「これ以上悪くしたくない。」
- 「旅行を楽しみたい。」
- 「仕事を続けたい。」
- 「趣味を続けたい。」
そんな目標を持って、運動に取り組まれています。
でも、運動の大切さは分かっている。方法も分かっている。
それでも、
- 「今日は疲れたから明日にしよう。」
- 「仕事や家事を優先したい。」
- 「今日は時間がない。」
そんな日もありますよね。
そして、その「明日」が少しずつ増えてしまうことがあります。
これは決して意志が弱いからではありません。
実は、人の行動には「続きやすい条件」があることが分かっています。
「行動=能力 × 機会 × やる気(COM-Bモデル)」
行動は「やる気」だけでは決まりません
運動を始めたり続けたりするには、「やる気」だけでは十分ではありません。
行動科学では、行動は次の3つがそろうことで起こると考えられています。
能力(Capability)
- 運動方法が分かる
- 安全にできる
- 体力がある
機会(Opportunity)
- 運動できる時間がある
- 生活の中に取り入れやすい
- 周囲のサポートがある
やる気(Motivation)
- やってみようと思える
- 効果を感じられる
- 目標がある
この3つが重なることで、初めて「行動」につながります。
つまり、「もっと頑張ろう」だけでは続きにくいということです。
PDitで大切にしていること
私たちは、
「もっと頑張ってください。」
と背中を押すこともあります。
しかし、それ以上に大切にしているのは、
「どうすれば続けやすくなるか」
を一緒に考えることです。
例えば、
- 生活リズムに合わせる
- その人に合った目標を考える
- 頑張りすぎない運動量から始める
- できたことを一緒に振り返る
運動は、
「できる・できない」
ではなく、
「続けられるかどうか」
がとても大切だからです。
PDitでは、
「小さな成功 → 自信 → 継続 → 習慣」
という流れを大切にしています。
完璧を目指さなくて大丈夫
運動を続けようと思うと、
- 「30分やらなきゃ」
- 「全部やらなきゃ」
と思ってしまうことがあります。
でも、研究では小さな成功体験を積み重ねることが、継続にはとても大切だとされています。
例えば、
- 今日は5分だけ
- 今日は1種目だけ
それでも十分です。
その「できた」が、次の「できた」につながっていきます。
最後に
私はこれまで多くの方と関わる中で、
「身体を良くすること」と同じくらい、
「続けられる仕組みをつくること」
が大切だと感じてきました。
だからPDitでは、身体だけを見るのではなく、生活や目標、その人らしさも一緒に考えながらリハビリを行っています。
未来の身体は、今日の小さな一歩から変わっていきます。
一緒に、無理なく続けられる方法を探していきましょう。
